大津市OA様邸工事スタートです。
まずは地盤調査から。
敷地まで傾斜があるのですが、この調査機はキャタピラがついているので問題なく登りました。
上に登れば普段通りに地盤調査をします。建物の四隅と中央を調査します。
調査したデータを元に地盤改良をします。
地面の丸頭が見えているのが改良杭です。
基礎工事が始まりました。
余計な土は捨てなければならないので、何台もダンプに積んで搬出しました。
基礎屋さんに捨てる石を使って仮階段を作ってもらいました!
この階段が有るか無いかで、かなり作業効率が違うんですよ。
丁寧に作って下さった基礎屋さんに感謝感謝です。
基礎コンクリートを打設する前に設備屋さんに先行配管してもらいます。
基礎の上に土台を乗せるため、まずは墨出しをして、土台が乗る線を基礎に印していきます。
基礎から垂直に出ているのはアンカーボルトといって、基礎と土台を緊結する金物です。
そこに土台を通す穴を開けて専用の金物で緊結します。
基礎と土台の間にはキソパッキンを挟みます。
この間に風が通るようになっていて、基礎下の空間を換気する仕組みになっています。
この後、土台の上には床や柱が乗っていきます。
前の道も狭くレッカーを据えるのに苦労しましたが、
設置がスムーズにできるよう事前に打合せをしいていたので、無事設置する事ができました。
大工さんみんなが力を合わせて柱や梁を組み上げていくので、コンビネーションが大事です。
これは屋根の下地になる垂木を撒くばっています。
高い所で長い材料を持ってバランス感覚もよくないと大工さんにはなれないですね。
最後に野地板にルーフィングを貼って、上棟は終了です。
これで雨が降っても大丈夫です。
垂木をとめるラフターロックという金物です。
この金物は垂木と梁とをビスで固定します。
屋根の水平力を高める効果があります。
雪が積もることもある地域なので、屋根には雪止めが設置されています。
雪が積もってもガザ―っと落ちてきたりしないようストッパーの役割をしてくれます
外壁はサイディングを貼ります。
基本的にサイディングは横貼りなのですが、1F部分は木目調を縦に使って和の雰囲気をだします。
縦貼と横貼で下地の向きもかわります。
これから断熱工事がスタートします。
壁に貼られているシートは、セルロースファイバーを吹き込む前の断熱の下地です。
外壁も断熱も下地をしっかり作っておくから、その後の工事がスムーズにいきます。
下準備って大事ですね。
床暖房のマットが敷かれました。
キッチンの仕上げはフロアーです。
リビング、ダイニングの仕上げは畳です。床暖房対応の畳は少々値段が高いですが、
畳でゴロンと寝っ転がってポカポカ暖かいと気持ちいいでしょうね。
床暖房のマットを敷いてくれるのは森総合設備の森さんです。
床暖房の配管をカットする際は、大事な配管を傷つけてしまうおそれがあるので、
カッターナイフは使わないそうです。
細かな配慮をしていただけるので、安心してお任せできる設備屋さんです。
大工さんが造ったカウンターを塗装屋さんが色をつけて仕上げます。
キッチンカウンター・TVボードは濃い色にしました。
アクセント的に濃い色が入ると部屋を引き締めてくれます。
事室のカウンターは奥様のお好みで白色に塗装しました。
現場で調色してくれるので好きな色に合わせることができます。
塗装屋さんの手前に立っている板はTVボードの扉です。
扉も同じ色で仕上げるので全体的に統一感が出ます。
ショールームで使いやすい高さを確認してもらって、いよいよキッチンの組立です。
キッチンの立上りには調味料が入るちょっとしたニッチを作りました。
ショールームで使いやすい高さを確認してもらって、いよいよキッチンの組立です。
キッチンの立上りには調味料が入るちょっとしたニッチを作りました。
リビング・ダイニングは床暖房対応の和紙畳です。墨染色と銀鼠色という色の畳を混ぜています。
そのままゴロンとなれるので気持ちいいです。
ロフトにはカウンターがあり、ここで仕事ができるようになっています。
ロフトの畳も和紙畳です。畳の目の向きが交互に並んでいるので色が違って見えますが、色は銀鼠です。
リビングからウッドデッキがつながっており、庭は手入れのしやすい人工芝を使っています。
足ざわりも本物と差がありません。