施主様が元々お住まいだった家を建て替えする計画です。
今は別の所でご生活をされていますが、思い出もたくさんあるかと思います。
それを考えるといつも『よしッ!しっかり頑張ろう!!』と思います
近隣の皆様にご迷惑がかからないよう、シートを掛けて解体工事をします。
御主人、奥様、おばあ様と一緒にショールームへ行きました。
浴槽の形は何種類もありますが、こちらの浴槽は、底に段差があり、腰をかけて半身浴ができるベンチタイプ。
また、ベンチがステップの役割をしてくれるので、安全に入浴することができます。
広々と入りたい時はベンチの上に足を乗せて、リラックスした状態での入浴ができます。
ユニットバスの模型を組立ながら壁や浴槽の色を決めます。
スタイリッシュなお風呂、暖かいイメージのあるお風呂、たくさんの中から、「これ!」というイメージに合うお風呂にしていきます。
キッチンは特にレンジフードのお掃除が気になる所です。
お手入れがかなり楽なレンジフードもたくさんあるので、どういうところが特徴なのか、しっかり話を聞いて選んでいただきます。
解体工事が終わり、大安の日に地鎮祭を行いました。
前日まで雨が降っていたので天気が心配でしたが、当日は大丈夫でした!
ご家族皆さまで、敷地をお清めしてただきました。
無事に地鎮祭を終え記念撮影☆ これから本格的に工事着工です。
基礎工事が始まりました。 これから完成に向けてドンドン進んで行きます!
大きな重機が入って、まずは掘削工事から始まります。
基礎は地面に少し埋まるのでその分土が出ます。なるべく土を出さないように基準高さは現場で打ち合わせをして決めます。
基礎の立上り部に配管が通る時はスリーブという筒を先に入れておきます。 その周りには鉄筋でガッチリ補強をするので基礎が弱くなることはありません。
コンクリートが固まって、型枠をバラシたら基礎の完成です。
水色の板はスタイロとよばれる発泡スチロールの断熱材です。
基礎の下から冷気が入ってきたりしないように、玄関やシューズクローク部分のコンクリートにはこの断熱材を先に入れておきます。
基礎が完成し、ここから大工さんの出番です。
大工さんの一番最初の仕事は、完成した基礎の上に土台を敷く工事です。
基礎から出ているアンカーボルトに土台を緊結していきます。
土台伏せは1階の床下地までするので、床下(基礎)が見えなくなります。
なので最後にしっかり掃除をします。
大工さんが持っているのはブロアーとよばれる風を送り出す道具です。
8月ラストにTD様邸の上棟を行いました。
朝イチに雨が降って、これはマズイかも!?と思っていましたが、それからはそんなに強い雨は降ることなく上棟ができました。
夕方あたりには黒~い雲が近づいてきたのでドキドキしましたが、屋根屋さんがそれまでに屋根ルーフィングを貼りに来てくれたので、大丈夫でした。
上棟を順調に進める為にはレッカー車の助けが必要です。
絶妙なテクニックで電線をくぐっています。電線の手前にレッカーの竿がくるかどうかで大きく進み具合が変わってしまいます。ナイスレッカー屋さん!
屋根を支える垂木を流す工事をしています。ここまで来たらもう一息!みんな黒い雲が気になっていますが、焦ってはダメです。落ち着いて、丁寧に。
毎回上棟の際はヘルメットにゴープロをつけて臨場感のある映像を取っています。今回はエイジ君がそれをかぶって作業をしてくれました。
エイジ君目線ではどういった風に見えているのかそれも楽しみ。
お施主様、大工さん、屋根屋さん、設計スタッフが集まって集合写真!これから大工さんの工事が始まります!
上棟すると打合せは現場で行います。
そでまでとは違って実際の建物があるので、よりイメージがしやいです。
床材(フローリング)の発注前に最終確認をしました。
元々イメージされていた床材に決定しました。
床材とはまた別日ですが、壁紙の打合せをしました。
壁もできてきているのでどこからどこまでを貼り分ける等のイメージがしやすいですね。
工事現場は毎日少しづつ進んでいます。
お打合せで一週間や二週間ぶりに現場に来るとけっこう変わっています。
最初の打合せにはなかった階段がかかりT様ご夫婦も喜んでくださいました。
大工さんが吹抜の壁に向かって作業をしています。一見何も無い壁で作業をしているように見えますが・・・
ボードトリマーという道具を使って壁に穴を開けています。せっかく貼った壁に穴をあけて一体何をしているのか・・・
ボードトリマーでぐるり穴を開けると
なんと窓が出てきました。
窓のまわりにボードをペタペタ貼ると、どうしてもジョイントが多くなり、弱点になりうる事もあるので、このように後から穴を開けることでジョイントをなくす工法を取っています。
真っ暗だった部屋に光が差し込んでくるので見違えるように明るくなりました。
大工さんの工事が終わり、仕上げ工事が始まります。
まずは塗装工事から。塗装する所以外を汚さないようキッチリ養生をしてもらいます。
吹抜けのあるリビングは、たっぷりの採光でとても気持ちが良いですが高所での作業になるため職人さんにとっては大変です…
そこで活躍するのがローリングタワー!
足場を組んで、安全で丁寧な仕事をしてもらえるようにしています。
息の合ったコンビプレイを見せてくれているクロス屋さん。
それもそのはず元々師匠と弟子の関係のお二人。
お弟子さんは今は独立されて独り立ちをされていますが、師匠のお手伝いに来てくれています。
上京区TD様邸もついに完成!お引き渡しです。
周辺には建物が隣接しているので、どのように自然光を取り入れるか、どのようにして開放的な空間にして気持ちのいい生活スペースにするかが課題でした。
吹抜から入ってくる光や、キッチン前にある開口、セカンドリビングともなる主寝室等、コンパクトながらに工夫を取り入れ、開放感を感じる建物になりました。
玄関からLDKに繋がる建具は縦格子が印象的、高さも天井まで高くしました(高さ2500㎜)
インターホンや床暖房リモコンは壁のニッチを使ってまとめました。
リモコン類は厚みが20㎜くらいあるので壁から出っ張ってしまいます。それをニッチの中に入れることでスッキリさせています。
主寝室はセカンドリビングとても使えるよう余裕をもった広さがあります。
その中に奥様のお化粧スペースがあります。
正面の棚はカガミがスライドして、カガミと建具を兼用しています。
ウォルナットのカウンターにブルー系のボウルがとても合っています。
工事用の鍵から本物の鍵に切り替わる瞬間です。
お引き渡しに洗濯物干(Pid)の取付に弊社の大工、佐々木が来ていました。
この現場に入ってくれていた担当大工なので、喜んでおられるお施主様を見て、うれしそうでした。(写真右:大工佐々木)
年末にお引き渡しができたので、新年を新居で迎えていただけますね。
TD様おめでとうございます。これからも宜しくお願い致します。(写真右:設計吉田)