少し肌寒い秋晴れの良き日に、北区K様邸の新築工事の地鎮祭を行いました。
地鎮祭とは、建築の基礎工事にかかる前に土地の神を祭り、工事の無事を祈る祭事で、建物の四方をお清めします。
まずは御主人様がお酒でお清めをして、奥様がお米、お姉さんはお塩、お兄さんには清めの砂で豪快にお清めしていただきました。
地鎮祭のあとには建物の配置確認をしていただきました。
道路から玄関までのアプローチを確認して、玄関から入ってすぐの収納やトイレ、リビングの位置を図面と見比べながら地面に張ったロープで位置確認をしていると、奥様が「こんなに小さい建物でした?」と不安気なご様子…。
「地面に張ったロープを見ると小さく感じますよ。皆さんそう感じられます。」と地鎮祭あるあるのひとつをご説明させていただきました。
図面やパースなどで建物の大きさなどをご説明させていただいておりますが、上棟するまで建物の大きさを実感していただくことは難しいですね。
お風呂の大きさなどはショールームで体感していただきながら、イメージしやすい説明を心掛けています。
最後にご家族と一緒に記念の集合写真をパシャリ。
これから本格的に工事が始まります。
地鎮祭に引き続き、午後から御主人、奥様と一緒にショールームへ行きました。
今回はキッチンの仕様を確認、扉の色から取手の仕様など、扉の色だけでもたくさんあります。「どの色がいいかな?こっちかな?」
最近の換気扇はお手入れが簡単なものが増えているので、ショールームの方にお手入れの方法も教えてもらいました。
実際に触れながら確認ができるのいいですね。
キッチンの引き出しの容量も気になるところ。
引き出しの中にはビールやお鍋などが実際に入っているので、どのくらいの収納量なのかイメージしやすいですね。
基礎工事が始まりました。 これから年明けの上棟に向けてドンドン進んで行きます! 重機が入って、まずは掘削工事から始まります。
地鎮祭の際にお施主様からお預かりした鎮め物を、建物の中心の基礎下にお納めします。
図面通りに鉄筋を配筋し、確認検査機構による配筋検査も合格。
コンクリートを流して打設しています。
型枠を外し、きれいな基礎が出来上がりました。
新年明けましておめでとうございます。 本日より平成31年度がスタートします。 本年も宜しくお願い致します。 新年初っ端は土台伏せからです。 今年のお正月はとても天気がよかったので、基礎に雨はたまっていませんでした。 今年のおみくじは【大大吉】だったので、そのおかげかもしれませんね。
そして天気をキープしたまま12日(土)に無事上棟をしました。 電線を上手にかわしながらレッカーが伸びていきます。
夕方になってすこし風が出てきましたが、そんな事はお構いなしと屋根の上でも平気そうに仕事をしてくれています。
施主様のお清め:無事棟が上がり、お施主様ご家族も揃われて上棟式をしました。
上棟式では建物の四方をお清めします。
まずは小杉がお酒でお清めを。その後お施主様にお米とお塩でお清めをしてもらいます。
みんな揃って集合写真!これから工事が本格的にスタートします。
怪我なく無事このまま順調に進んでいきますように!
上棟が完了したので、指定確認検査機構の方に設計図書通りの建物になっているか検査頂きました。 結果は問題なく合格です!
工事はどんどん進みます。
こちらは大工さんが壁の中に納まる木下地を入れてくれています。
壁紙を貼るための石膏ボードや床と壁を見切る為の巾木等を取り付ける為に事前に仕込んでおきます。壁掛けテレビや手摺や壁に棚などを付ける場合にもこのように予め壁の中に施工しています。
こちらは2階と1階をつなぐ吹抜です。
吹抜は床が無いので仮設の床を組み、天井や壁の工事をしてから仮設の床を解体して工事を進めます。まだ壁の内側が見えていて窓サッシも入っていない状態です。
大工さんが天井や壁をふさぐ前に、電気屋さんは電気配線をしてくれます。
照明やスイッチ、コンセント等、お打合せで決まった位置に確実に配線をしていきます。
弊社が標準仕様としているセルロースファイバーの下準備として専用のシートを張り込んでおります。この後、ぱんぱんに隙間なく断熱材を吹き込みます。
木造のバルコニーは建物の一部になります。
雨が降ると雨を受けてしまうので、早い段階で防水をして木部を保護します。バルコニーは雨を排水する為に床に勾配(傾き)をつけます。メインの床とバルコニーの端の溝にも勾配を付けてあります。
こちら1階から2階へ上る為の階段です。
階段は職人さんたちも使う為養生をしっかりします。
先ほどの吹抜けの写真から工事は進み、壁の内側の石膏ボードが張れ、窓サッシも取付られ、窓台も施工完了しております。
大工さんは胴見切りという部材を施工中です。
胴見切りとは1階と2階等上下階をを分ける『胴差(どうさし)』という箇所に取り付ける見切りのことで、建物が動いた時(台風や地震、日々受ける風や振動などでも建物は動きます)に起こる壁のひび割れ等の被害を軽減する為に施工します。
KEIJIでは確かな技術をもった大工さんが、自ら造作家具工事をします。
自社で製作するので、オーダー家具でも金額が抑えることができます!
まずは、大きいな板を様々なサイズにカットして、カットした材料を組立ます。
天板の上からビスを打つと目立ってしまうので、ジョイントカッターという道具を使って、材料に溝をつくり、圧縮した木材を差し込んで強力に接合します。
これで見た目もスッキリとした家具に仕上がります。
専用の固定金具を使ってボンドが固まるまでしっかり固定します。
KS様邸の間取りはリビング階段を採用しています。
階段裏のスペースに天袋とTEL台を配置することで、収納を確保しつつ階段裏を目隠しする役割もあります。
見た目もスッキリとした空間になりました。
造作家具のTVボード・TEL台・天袋には扉をつけます。
これは既製品という訳にはいきませんので、建具職人さんに作ってもらいます。
今日は採寸に来てもらいました。
大工工事が終わって、いよいよ仕上げです。
今日は、悩みに悩んで決定されたキッチンの施工日です♪
キッチンとカップボードはたくさんのユニットを組み合わせて完成します。キッチン以外にもIHクッキングヒーター、レンジフード、食洗器等々…
現場が荷物でいっぱいになると、他の業者さんも身動きがとれなくなるので、キッチンの施工日はキッチン屋さんだけに入っていただきます。
キッチンの設置の前にキッチンパネルを貼ります。キッチンパネルは強力なボンドと協力な両面テープで固定されます。
もちろんキッチン前のニッチにもキッチンパネルを貼ります♪
カップボードは幅1050㎜のトールユニットと、幅1950㎜のセパレートユニットの組み合わせで、なんと3000㎜もあります。
家電も収納もたっぷり入ります!
ついにKS様邸の完成です!
造作で造ったTVボードは床から浮かせています。
TVボードの底に間接照明を仕込んで、とても印象的なTVボードになりました。
仕上げ工事に入った大工さんも『カッコいい!ぜひ自宅でやってみたい!!』と言ってました。
リビング吹抜を見上げると空だけが見える、とても気持ちの良い窓があります。
プランを考える時は、こうした窓から見える景色も考慮します。
窓の上には電動ロールスクリーンをつけているので、光が眩しい時などはリモコン操作でカーテンを閉めることができます。
キッチン前のカウンターはダイニングテーブルとしても使えます。
2Fの階段ホールには手洗いがあり、1階までおりなくても手が洗えたりするので便利です。しかもお湯がでます!
ご家族みなさん揃って、一緒に記念撮影☆