U様の敷地も更地になり地鎮祭の日を迎えました。いよいよ住まレポスタートです。
地鎮祭に先だち、建物の配置の縄張りをしました。U様の敷地の北側には池があり、池のほとりで日当たりが良く出来るだけ北側に建物を寄せた配置になっています。南側の道路側に停める予定の車の出入りも確認していただけました。
地鎮祭にはお住まいになるご家族とお父様、お母様もご参加くださり、みんなで和やかに執り行うことが出来ました。これから行われる工事の安全を祈願して、みんなで敷地の北東角より順に4角にお酒、塩、米、清めの砂を順に撒いていきました。
滞りなく地鎮祭を終えて、敷地の中央で集合写真を撮りました。抱っこのお子さんもしっかり起きて参加してくれたのでいい写真になりました。僕もちゃっかり写真に入れていただき嬉しい瞬間でした。
最後に近隣の方々に工事のご挨拶に伺い、本日の工程は終了しました。
U様本日は寒い中ありがとうございました。そしておめでとうございます。
年明けより工事が始まって家が出来ていくのが楽しみですね。
基礎工事が始まりました。ここから建物はスタートします。
コンクリートの核となる鉄筋がきちんと配置されているか確認する配筋検査に合格したら、コンクリートを流して基礎は完成します。
工事期間は色んな天候に見舞われます。ある雨の日...
アリの目線になって見てみると、突き出ているアンカーボルトがまるで塔のようですね^^
工事の際は建物に向けて御札を立てます。
工事が終わるまで現場にたずさわるみんなが安全に作業できるように見守ってくれます。これから無事に完成するまで、よろしくお願いいたします。
UD様邸上棟!
ここ最近上棟日はかなりいい天気が続いています。
これはそろそろ【完全上棟日晴男】の称号をもらってもいいのではないかと思っております。
上棟の立役者レッカー車です。竿を伸ばした迫力はカッコいいです!
屋根の板を支える垂木という材料を施工しています。
垂木の幅は45㎜!それに乗って、大工さんは作業をします。45㎜幅ですよ。足は絶対はみだしますが、大工さんは平気のようです。
対照的な僕の姿。足場があるのでまだ上に登れますがここで作業は僕には無理です。
屋根屋さんにルーフィングを貼ってもらって、上棟も終了間際。
上棟直後の家内部の様子です。
屋根の裏側が見えていて、構造がよく見えます。ちゃんと柱が梁を支えているんだなぁと改めて確認して感動します。
無事上棟ができ、上棟式をしました。建物の四方お清めをして集合写真。
奥さんに抱っこしてもらっているしんちゃんも参加してくれました。もし記憶に残っていたりしたらうれしいです。
奥さんのお父様、お姉さんご家族も参加してくれて、みんなで集合写真。いい思い出になりますね。
棟梁はエイジ大工!とても心強いです。頼むぜエイジ大工!!
UD様邸の工事がどんどん進行しています。
桃の節句で春の気配を感じられるようになった日のこと。
UD様邸のお風呂は2階に設置されます。
そのためユニットバスを支える鋼製の梁を架けてからユニットバスを設置します。
1階から見上げると圧巻のユニットバスのおなか⁉なかなか見られないアングルです。
ユニットバスの組立は熟練の職人さんがたった一日でします。
浴槽と床部分を据えつけたら、壁パネルを設置していきます。
UD様が白を基調に選ばれた壁パネルです。
壁パネルには鏡や照明、手摺などが取り付けられるので現場で裏側に補強を入れ設置位置に穴を開けたうえで、取り付けます。
窓部分は寸法に狂いがないよう現場測量をして慎重に開口部をくりぬきます。
そうこうするうちに夕方になるころには天井パネルも設置、さらに水栓なども取り付けられて設置完了!
清潔感のある綺麗なバスルームとなりました。
UD様邸の工事がずいぶん進んできました。
断熱材がしっかり施工されたので寒い日でも中は暖かく、セルロースの力を発揮しています。
現場には外壁材が搬入されました。
このピンクの材は胴縁と言われ、外壁を支える役割を担いながら、15mmの厚みで外壁と内壁の間の空気の通り道である通気層となります。
ピンクの色にも意味があり、防腐剤が塗布されています。
これから長年UD様邸の外壁を支えてくれる縁の下の力持ちです。
外壁の材料はサイディングで今後UD様邸を風雨から守ってくれます。
サイディングは長細い板状で搬入されるので、それを下から順番に職人さんが貼っていきます。
隣のおうちとの狭い隙間もなんのそので工事が進んでいきます。
外壁には窓があったり屋根部分は斜めになっていたりしますが、それらの形に合わせてカットする作業も現場でします。職人さんが慎重にカットして一枚一枚丹念に貼っていきます。
外壁の工事と同時に内部も作業が進んでいます。
電気のスイッチ用の穴が開けられ、窓台が据えられ、天井も貼られました!
工事中とはいえ、各部屋のイメージが少しずつできるようになってきて楽しみです。
日差しが差し込む暖かい日、外壁工事はいよいよ最終日となりました。
職人さんが駐車場廻りのサイディングを下部から順に貼りつけています。
外観を見ると覆われてはいますがすっかり貼り上がっていることが分かります。
UD様邸にはリビングから上階への廻り階段があります。
昇降するときに安全なように施工に細心の注意をはらいます。
今後壁紙をはると見えなくなってしまいますが、しっかり階段の側板が踏板を支えていることが分かります。
手摺の廻りは上部に来る笠木という部分を残してほぼ大工さんの工事は終盤です。
踏板、巾木、手摺と手間のかかる作業おつかれさまです。
階段と同時進行で2階では物干し金物が取り付けられる天井部分の下地、小屋裏ではカウンターも取り付けられました。
UD様邸の至るところで工事が進行していますが職人さんの作業は一つ一つ着実に仕上げていくものでそこから安全安心な生活につながります。
あちこちで桜の開花を耳にする暖かい日、大工さんの工事は終盤です。
UD様邸のリビングには吹抜があり、 立地条件により圧巻のレイクビューとなっています。
シーリングファンも設置され、2階から見下ろすと視線がスカッと抜けて爽快な気分になります。
その吹抜の上部はどうなっているのでしょうか。
木の風合いを活かした板貼りとなっています!
大きな窓から自然を取り込んだ感じで癒されます。
レッドシダーという材を自然塗料で仕上げていて色合いにめりはりがあり、それも自然素材ならではのものです。
この天井材、職人さんがアクロバティックな動きで貼ったのではなく吹抜けに仮設の床を張って作業をしました。
吹抜けのある現場ではこのように施工性を考えて作業が進められます。
仮設の床が取り払われると5mの吹抜がお目見えし、解放感に毎回スタッフもおぉっとなります。
夏日のような暑い日があったと思ったら風の強い寒い日もある春真っただ中、UD様邸では大工さんの工事が一段落し、クロス工事が始まりました。
クロスは部屋の中で一番目につくもので部屋の雰囲気を左右しますので、お客様のご希望に沿う形で一緒に考えます。
クロス工事に先駆けて現場で決め、間違いのないようサンプルを貼りつけておきます。
クロス工事は部屋の5面に順に貼っていく根気のいる工程です。
ちょうど主寝室の天井を施工中。
クローゼットとの間仕切り壁があるので施工がしにくいと思うのですが、ものともせず職人さんは脚立を絶妙な位置に設置し、あざやかに貼りあげていきます。
UD様がこだわりを持って選ばれたクロスの一つがこのクローゼットの中の鮮やかなクロスです。
部屋の全面や一面に使うと、強い印象になりますがこのように小さな面積に貼るとアクセントになりクローゼットを開けるたびに微笑みたくなる感じで、さすがです。
内装工事が着々と進む中、足場がとれて外観があらわになりました。
雲一つない青い空にシックな色の外壁が目を惹きます。
3月末に吹抜の仮設の床が取り払われ、以降の工事で活躍するのがローリングタワーです。
2階の床レベルから見下ろすと仮設の床より緊張ががありますが吹抜部分の照明の取付けや内装工事がスムーズに行えます。
2階の壁はすっかりクロスが貼られ、廊下部分は木々を背景に爽やかな白が映えて背筋が伸びる感じです。小屋裏収納庫では階段の手摺が取り付けられる時を今かと待っています。
工事もあと約1カ月、ラストスパートです。
ついにUD様邸のお引渡しの日となりました。
あたりが夜のとばりに包まれる前の空が綺麗です。
引渡しに際して、キッチンの水栓、IHクッキングヒーター、インターホン等々
機器の説明や注意事項をお伝えします。お客様にとって、家が現場ではなくご自分の住まいになる瞬間ですので真剣に耳を傾けておられます。
その合間に吹抜で一息...窓からの夕空が絵画のようでみなさん絵になっています。
最後に設計者としては至福の瞬間、お客様との記念撮影です。
すっかり夜空に包まれた窓を背景にリビングでポーズ!お客様とのコミュニケーションを大切にして進めてきた9か月、完成に至った喜びが表情に表れます。
UD様本当におめでとうございます。今後もどうぞよろしくお願い致します。