右京区山ノ内H様邸の住まレポはショールーム案内から始まります。
今回業者さんの紹介で、KEIJIを訪ねて来られたH様。
プラン作成→見積り提出を経て、ご契約を結んでいただきました。
確認申請の準備をしている合間にショールームへ。
最近のお風呂やキッチンは様々な工夫を凝らした機能があります。
それらの体験をしてもらいました。
「この機能はほしいな」「ここはこの色がいいな」等とご夫婦で相談されていました。
KEIJIの設計一同で敷地調査を行いました。
少しのズレが命取りとなる家作り。
皆で何回も計測してプラン通りの家が建つかを確認します。
その後,計画建物のアウトラインに縄を張りました。
この線に沿って基礎が出来上がるので、地味ですがとても大事な作業です。
あまり日差しの強すぎない日に地鎮祭を行いました。
敷地の四方に御酒、お塩、お米を撒きこれからの工事の安全を祈願します。
最後は中心にまいてお祈りしていただきました。
七月に入り、日差しも厳しくなってきました。
地縄を張り終え,基礎工事が始まりました。
鉄筋の太さやピッチは、構造計算をかけて決定していきます。
核となる鉄筋がきちんと配置されているか確認する配筋検査に合格したら、コンクリートを流して基礎が完成します。
基礎が完成したら、大工さんの出番です。
アンカーボルトと土台を緊結していきます。
基礎から出ているアンカーボルトの寸法を測って、土台に緊結用の孔を開けます。
ピンポイントで穴開けをするため正確に測っていかなければなりません。
H様邸の上棟式の日がやってきました。 大工さん達は朝早くから大忙しで、次々にレッカーによって釣り込まれる木材を図面の指示通りに建込みます。 声を掛け合い、見事な連携で建物は出来上がっていきます。
三階建てなので屋根に上るとかなりの高さです。
こんな場所でテキパキと作業する大工さん達は何度見ても凄いと思います。
無事に工事が終わり、上棟式が始まりました。
何も建っていない状態から一日で建物が出現したことに、近隣の方やお施主様はとても驚いておられました。
今回この現場を受け持つKEIJIの佐々木大工が御酒を建物の四隅に撒き、その後にお米とお塩を撒いてお清めしていきます。
上棟式のあとは御幣を背にご家族で記念撮影。
とても仲のいいご家族で,家を建てることに並々ならぬ思いがあったご主人は特に嬉しそうにされていました。
最後に皆で集合写真を撮りました‼
これからどんどん工事が進み、出来上っていくのが楽しみですね。
制振装置取付け。
ブレースリーK型といい、地震の揺れを軽減するために取付けます。
名前の通り“K”型になっており、繰り返す大きな地震にも安心です。
電気配線工事。
断熱材を入れると壁の中に埋まってしまうので、断熱工事前に電気配線をしていきます。
用途までしっかりとお施主様と打合せをし、コンセントやスイッチの位置を決めていきます。
中間検査を受けます。
金物がしっかりと入っているか、梁の大きさはあっているか等を検査員の方に確認してもらいます。
家の快適性はほとんど断熱材によって決まると言っても過言ではありません。
数ある断熱材の中でも最強と言われているのが、セルロースファイバーです。
新聞紙を繊維状にして防虫効果のあるホウ酸と混ぜて作る断熱材で、コストが高めという以外にデメリットが無いと言われています。
そのコストが高いというデメリットもKEIJIでは、自社施工することにより通常より低いコストで施工する事が可能です。 熟練の職人により吹き込まれたセルロースファイバーは、高密度で断熱材がずり落ちることを許しません。
断熱工事も無事に終わり、着々と工事は進んでいきます。
今はKEIJIが得意とする造作工事の真っ最中。
設計、施工ともに同じ担当者なのでお施主様の要望がダイレクトに大工さんに伝わります。
塗装が終わり、完成した造作家具がこちら。
どこに何を設置するか、どういう風に使うかなどを念入りに打ち合わせして高さやコンセントの位置、配線の仕方、デザインを家造りのプロとしてアドバイスし、理想の物を一緒に創り上げていきます。
木の温かみある仕上がりになりました。
青空広がるすがすがしい今日、H様邸のお引渡しです。
無事完成しとても喜んで下さいました。
外観は白とベージュの柔らかい色合いに。
正面から見たとき、少し凹凸のあるベランダが印象的です。
最後にご夫婦で記念撮影‼
お会いする頻度は少なくなるかと思いますが、今後もどうぞよろしくお願いいたします。