京都市伏見区 MT様邸の住まレポが始まります。
MT様は土地探しからスタートでした。
ご実家の近くを希望されていて、なんとタイミング良く理想的な土地と巡り合うことができました。
土地の契約が終わり、KEIJIとも請負契約を結んでもらった緊張の瞬間を見事とらえました。
天気も良く、最高の気候の中で地鎮祭を行いました。
鬼門から順にお酒→お塩→お米→清めの砂といった流れで敷地の四方を清めました。
用意いただいたお清めグッズが少し余ったので、ラストに建物の中央部分に撒いてお清め。
この場所には工事着工の際に鎮め物を埋めます。
地鎮祭が終わり記念撮影をパシャリ。
工事着工までに色々と決めていかなければなりません。
今後ショールームに行って、設備や仕様を決定していきます。
伏見区MT様邸の基礎工事がスタートしました。
まずは重機が入ってきて、整地及び残土処分となります。
今回は元々の敷地自体がフラットだったので、ほぼ土は出さずにすみました。
残土処分は結構費用がかかるので、建物の配置やプランによってはこのようにほとんど出さずにすむパターンもあります。
施主様に用意してもらった鎮め物を鉄筋工事の前に埋めます。
そしてその後に鉄筋の配筋工事となります。
構造計算により鉄筋の径やピッチが出てきます。
鉄筋はコンクリートで埋まってしまうので、配筋工事が終わったタイミングで鉄筋検査を受けます。
問題なく合格したので、これからコンクリート工事になります。
12月20日(月)上棟をしました。
東の空に朝日が昇ろうかというタイミングでレッカー車到着。
本日一日、宜しくお願いします。
屋根下地ができて、雨が入らないようにルーフィングを貼ってもらいます。
ここまですればこれからの雨にも一安心。
上棟日はこのルーフィングまでやり終わるようにしています。
MT様邸にも大きな吹抜があります。
上棟日はバタバタしているので、万が一の事があっても大事にならないように吹抜部分には安全ネットを張っています。
朝にはまだ建物はない上棟ですが、一日大工さんが力を合わせれば家が建ちました。
上棟が無事できたので、その後上棟式をしました。
夕方になるとかなり冷えてくるので暖かい恰好・動きやすい恰好で来ていただきました。
御幣に向かってご祈祷を。そのあと建物の四方をお清めします。
施主様・棟梁・大工さん・屋根屋さん・KEIJIスタッフが揃って記念撮影!
いよいよ大工工事が始まります。
年内に外部の雨仕舞いまでは終わらせてもらう予定です。
これは耐震ブレースです。地震が発生した時には耐力壁として働き、地震に耐える壁となります。
震度5を超えるような大きい地震になった際には地震エネルギーを熱エネルギーに変えて、地震の力を吸収してくれる装置です。
耐力壁ができ、構造金物が取りついたタイミングで中間検査を受けます。
断熱材や内側の壁ができてしまうと検査ができないので、このタイミングで受けます。
トイレの壁にはカウンターをつけるので、その為の下地を先行して用意してもらいます。
お施主様と現場で打ち合わせをして高さや位置を確認しました。
洗面脱衣室には洗濯物が干せるようになっています。 乾いた洗濯物をそのまま片付けれるように、隣にはファミリークロークを設けています。 ファミリークロークの入口は垂れ壁で仕切られています。 ただの垂れ壁ではありません、アールの垂れ壁です。 大工さんにはこのアール部分をできる限りなめらかに造ることを意識してもらいました。
お風呂を施工しました。 タオル掛けを2つ用意して、片方にはタオルを。もう片方は掃除用具などをかけれるように使う予定です。 いつもとは違う位置につけてもらっています。 お施主様に朝現場に来てもらって、場所を確認して、施工しました。
大工工事も中盤を迎えました。
このタイミングでようやく階段をかけます。
階段は足を乗せる踏み板とつま先が当たる蹴込板。それらを支える側板によってできています。
1段の高さを現場で打ち合わせをしてプレカットされて現場に納品されるのですが、簡単には組み立てれません。
様々な技術を駆使して、階段はかかります。
階段をかけれるようになると、ようやく大工さんと胸を張って言えるんだと思います。
1階の階段は一部デザイン階段となっています。
オープンになっていて、蹴込板もないいわゆるストリップ階段となります。
ササラ桁の位置を現場で確認してパーフェクトな階段にします。
打ち合わせは現場で行います。 天井ができると電気配線等は隠れてしまいますが、このように家の中を配線や配管が通っているのかぁ…とみてもらっています。 ユニットバスも設置し、形が見えてきました。 打ち合わせもイメージがしやすくなっていきます。
木工事もラストスパート。
大工さんが終われば、入れ代わり立ち代わりで色んな業者さん(職人さん)が仕上げ工事に入ってきます。
大きな吹抜があるMT様邸。
吹抜部分を効率良く作業する為に、仮足場を組んでいます。
最終的には取り外すことになるこの仮足場ですが、工事中はとても役にたってくれます。
でも早く開放的な感じをみたいので撤去されるのが楽しみです。
お施主様も興味津々で見てくれています。
吹抜との腰壁の天端(上)には笠木と呼ばれる部材を取り付けます。
KEJIではこの笠木にもこだわりがあって、よりスッキリする為に大工さんにひと手間かけて加工してもらっています。
笠木の断面はこんな感じ。
完成を見越して、下地を作って、それに加工された笠木が取りつきます。
大工さんのテクニックが光ります。
木工事が終わったので、塗装工事が始まります。
色は床色合わせで行くことになりました。
まずは塗装屋さんに色合わせをしてもらいます。
今回もバッチリな色合わせです。
大工工事もラストスパート。
吹抜工事の為に作った吹抜足場を解体します。
ただ、解体する前に足場を最大限利用してから足場を解体してもらいます。
足場があるうちに内装屋さんに天井のクロスを貼ってもらいます。
天井のクロスが貼れたら、電気屋さんにシーリングファンを取り付けてもらいます。
これは吹抜を2階から見た写真です。
足場がとれて、開放感が出ました。
1階から吹抜を見上げた写真です。
圧迫感があったのが…吹抜が出てきて、スッキリ―!
現場も一気に明るくなりました。
外壁絡みの工事が完了し、足場を外す時がようやく訪れました。
新しい建物も、お隣さんの建物も傷をつけないように足場解体をします。
黒壁と木目軒天の外観が現れました。
建物の中でも仕上げ工事は進んでいます。
大工さんは階段手摺を取り付けています。今回は見た目を優先した階段手摺を採用しました。
廻り階段の部分が難しくて細かい技術が求められる手摺ですが、完璧にこなしてくれました。
電気屋さんも照明器具を取り付けて仕上げていきます。
部屋に明りが灯って、もう生活ができそうです。
床の養生やキッチンの養生を外して、家の全貌が見えてきました。
チェリー色とブラック金物が相性良く統一感を感じます。
さらに、外構工事も。
玄関ポーチと境界ブロックが絡んでくるので、まずは境界ブロックを積んでいきます。
ブロックの足元にもブロックベースと呼ばれる基礎を作ります。
掘削→整地→コンクリート打設。家の基礎と同じような工程です。
玄関の床仕上げはタイルを使う事が多いのですが、今回はモルタル仕上げを希望されました。
下地状態の玄関にモルタルを現場で作って仕上げます。
大量のモルタルが必要なので、秘密兵器『ミキサー』の出番です。
ミキサーで作ったモルタルで床を仕上げていきます。
バケツに入れて何往復もしています。
モルタルは結構重たいので運ぶのも大変そうです。
左官工事が終わって、床を乾かしたら次は塗装屋さんによるクリヤ防塵塗装をしてもらって完成です。
モルタルはセメントを使っているので収縮を起こすと、どうしてもクラック(割れ)が出てしまいます。
そのクラックも楽しんでもらえるので、今回はモルタル仕上げを採用できました。
シックな雰囲気の玄関になります。
設備仕上げ、大工仕上げが完了しました。
もう生活できます。
…が、工事のホコリや細かい粉がありますので、美装(ハウスクリーニング)をしてもらいます。
部屋の中だけではなく、バルコニーもキレイに掃除をしてもらいます。
さらには吹抜にある大きなFIX窓も長いスライダーハシゴをかけて拭き上げてもらいます。
ちなみにこの大きいFIX窓はバルコニー側から掃除ができます。
玄関に入った正面にあるお施主様こだわりの照明器具です。
真鍮でできたアクセントのある照明器具がお迎えしてくれます。
ウエディングドレス!?かと思いきや、お施主様が用意してもらったカーテンです。
これをたくさん束ねてシューズクロークとファミリークロークの入口に使います。
リビングのテレビは壁掛けテレビ。下地補強を事前にしているので大丈夫です。
ちなみにテレビのサイズは75インチ!!
リビングからは迫力のある映像が少し離れたキッチンからもハッキリ見えます。
内部工事も完了し、外部の工事も植栽を植えて完了です。
お手入れのしやすい株立ちの植栽ということで、今回採用した植物は【ヤマボウシ】です。
白いお花を咲かせてくれます。
元々2メートル程の高さで発注していたんですが、たまたま3メートル程の高さのものが手に入ったので、それを使わせてもらいました。
ラッキーです☆
植栽スペースの土を出して、肥料を混ぜ、ヤマボウシを植えます。
枝の広がりなどを考慮し、現地で一番良く見える位置や角度に植えます。
植栽を植える前と植えた後の景色です。
ブラックでシックな外観の建物に緑がよく映えます。
今週末は完成見学会です。
MT様のこだわりの詰まった建物をこれから家造りをされるみまさんにぜひ見て頂いて、たくさん参考にしてほしいです。
伏見区MT様邸のお引き渡しです。
4月の週末に完成見学会をさせていただきました。
たくさんの方の今後の家づくりの参考になったかと思います。
日が沈んできて、外構照明がよく映えます。
ポストの照明、人感センサー付のダウンライト、そして、玄関ポーチ階段の下に入っている間接照明。
昼間は白玉砂利に隠れて目立たないですが、夜になると本領発揮してくれます。
宙に浮いた印象があるので、幻想的な雰囲気を演出してくれます。
せっかくなので夜の室内も。
玄関の照明だけ。キッチンのペンダント照明だけ。をつけています。
全ての照明をつけると当然もっと明るくなりますが、それでも昼間のようには明るくなるようにはしていません。
落ち着いた雰囲気でゆっくりくつろげるLDKになっています。
いよいよお引き渡し。
これから新しい場所で新しい生活が始まります。
この家でたくさん良い思い出を作っていってほしいです。
MT様おめでとうございます。
これからも宜しくお願いします。