青い空、白い雲、輝く太陽の下でM様邸の地鎮祭を執り行いました。
ここから工事のスタートと同時に住まレポもスタートです‼
地鎮祭は古くは日本書紀にも記載されている日本の伝統的な風習で、新しく建物を建てること、そしてそこに住まうことを氏神様に報告する儀式です。
M様ご夫妻と一緒に今後の工事の無事を祈り、北東から順に敷地の四隅に御酒、塩、お米を撒いて清めていきます。
これから着々と工事は進んでいきます。
念入りに何度も打合せを行い、M様の理想のお家を建てていきます‼
本格的に工事が始まって参りました。
まずは建物の基礎を作っていきます。
工事現場に重機を入れて、掘削していきます。
まるで手足のように重機を動かし、計画している土地形状に近づけていきます。
敷地が整ったらコンクリートで基礎を作っていきます。
まずはベースを敷きその後立上りを作っていきます。
写真のように型を作ってそこにコンクリートを流し込むことで、立上りは出来上がるんです。
型は、ずれたりしないように金具や木材でがっちり固定しています。
秋の気配が近づく今日この頃、M様邸上棟の日がやって来ました。
プレカットされた木材が届きレッカーが到着したら工事スタート‼
一車線道を塞いでしまうので、事前に道路使用許可を取りガードマンも配置して準備は万端。
工事は順調に進み、あっという間に3階建てが建ちあがりました。
所々斜めに入っている柱は仮筋交いと言って、建物がゆがまない様に各所に仮止めをしておきます。
工事が進み構造用合板や本筋交いを取付終わるまで、付けておきます。
屋根や下屋にはルーフィングを貼って水が家の中入ってこないよう、しっかり防水します。
立上りの部分にもちゃんと貼らないと水が入ってくるため、職人さんにはそこまで施工してもらいます。
無事に上棟が終わり、その後の工事の安全や、M様ご家族の健康やご多幸を願い上棟式を執り行います。
式の最後には皆で記念撮影を撮りました。
まずはご家族だけで、そして工事業者も加わって撮影。
この出来事が10年、20年後に思い出に残っていたら嬉しいです^^
M様上棟おめでとうございます!これからもよろしくお願いします。
木工事がある程度すすんだところで次は断熱工事に入っていきます。
断熱材はすごい圧力で吹き込まれていくので、シートはその圧力に負けないように、しっかり留めていきます。
近くで見ると細かいピッチで、留められているのがよくわかりますね。
全て貼り終えるといよいよ断熱材を吹き込んでいきます。
シートに穴を開けそこにホースを差し込んで充填。
これ以上は入らないっ‼ってくらいに詰め込んでいきます。
今吹き込んでいる断熱材の正体はセルロースファイバー。
袋から取り出した時は黒ゴマ豆腐みたいな見た目をしているコイツですがその性能は折り紙付き‼
新聞紙を細かく粉砕したものにホウ酸を配合した断熱材で、最強との呼び声高い断熱材です。
夏の気配がそろそろ遠ざかり、過ごしやすい気候になってきました。
M様邸は木工事の真っ只中。
写真はキッチンからリビングを撮ったものです。
ここからは見えませんが、正面の掃き出し窓の上には大きなFIX窓があり昼間は電気をつけなくてもいいほど明るいです。
普段見ることのないだろう屋根裏には、上棟式の際に祈願した御幣を据えます。
この御幣がこれから先のM様ご家族を屋根裏からひっそりと見守るんです。
塗装というものは様々なものに使用されていて、その理由は多岐にわたります。
見た目を綺麗に見せるためだったり、紫外線や水、摩擦から材料を保護するためだったり。
このように意外と大事な役割のある塗装ですが、今回は造作家具と天井に貼る板を塗ってもらいます。
写真のビフォーアフターを見比べてみると明らかに塗った後の物のほうが木目がくっきりとしていて温かみもあります。
天井の板は貼る前に塗装していきます。
綺麗に塗装された板は一日乾燥させ、色が単調にならないように貼り合わせていきます。
こうして鮮やかな美しい天井が完成しました‼
2021年が過ぎ去り新年を迎えました今日、遂にM様邸が完成しました。
玄関は軒天と外壁の色合いが京の町にあった、和モダンなスタイルです。
二階のリビングに入ると、吹抜と大きなFIX窓が広々とした空間を生み出していて休日はここでのんびりと家族団欒なひと時を過ごせると思います!
階段にある大きな障子が夜になると照明で照らされほんのりとした光が幻想的に映し出されます。
今回のお家は京都の町並みにあった見た目に仕上げました。
東側が開けていて横から見たときにのっぺりとしないよう、木調の格子を設けていることもあり、落ち着いた京の都に相応しい外観になりました。
お引渡しした際にご家族皆さんとても喜んでいただけたので、こちらも嬉しくなりました。
M様ありがとうございます。
これからもアフター等、よろしくお願いします。