城陽市IS様邸の住まレポがスタートします。
IS様は建て替えの計画です。
これから解体に向けて家の方はお片付けをしたり、引っ越しの準備をしたりで大変だと思いますが、本日は気分転換も兼ねてショールームへ。
各メーカーさん色んな特徴があります。機能的なもの、掃除のしやすいもの。
そのメーカーでなければ採用できない設備なんかもあったりします。
たくさんの設備や色の中からベストな設備をチョイスしていきます。
キッチンのレンジフードは汚れが一番つきやすい部分。
そこがいかにお手入れがしやすいか各メーカーさんしのぎを削って色んな商品を出しています。
仮住まいへの引っ越しが終わり、解体工事がスタートします。
長くお住まいされていた家は思い出もたくさん詰まっているはずなので、解体するのは少し後ろめたさやがありますが、この後建てる家にもたくさん思い出を残してもらえるよう頑張っていこうと思います。
解体で出てくる廃材もしっかりと分別をします。重機を持ってきて一気にという訳にはいきません。
畳を出したり土壁をめくったり、まずは家の中から作業が進んでいきます。
11月に入って、朝晩は肌寒くなってきました。
解体が終わって、本日は地鎮祭です。
地鎮祭をしたこの日は超天気!気持ちのいい地鎮祭となりました。
お酒、お塩、お米そして、城南宮さんで用意いただいた、清めの砂を使って地鎮祭をします。
敷地の鬼門から順番にお清めをします。
清めの砂が余ったので、最後は建物の中央で豪快に撒いてもらいました。
地鎮祭ではこれからの工事の安全も祈願します。
最後に親子揃って写真をパシャリ。
おばあちゃんにも参加してもらいたかったのですが、仮住まいと現場が離れているので、次回に持ち越しです。
現場はこれから地盤調査をして、そのあと基礎工事です。
さあいよいよ工事着工です。
基礎工事が始まります。大きい重機を使って整地と掘削をして、余分な土は残土として処分。
敷地と道路の高低差がなくても、基礎は地面に少し埋まる為、残土処分が発生します。
なので、最初の資金計画段階からKEIJIでは残土処分を概算見積しています。
掘削が終わりました。
周りの地面より下がっているのが分かるかと思います。それだけ地面に埋まっています。
中央に見えているものは施主様に用意いただいた鎮め物です。
こちらは建物の中央に埋めました。
地面からの湿気が上がらないように、防湿シートを全体に覆い、鉄筋を組立ます。
コンクリートを流しこんで、固まってから型枠を外すとキレイな基礎ができました。
基礎から出ているアンカーボルトが寸法通り入っているかも事前にチャック済みです。コンクリートが固まってからだと大変なので、事前チェックも大事です。
基礎が完成して、大工さんに土台を伏せてもらいました。
土台伏せから上棟までに足場をしたり少し日が空くので、ブルーシートで雨養生をしています。
次は上棟です。晴れますよーに!
本日は晴天!そして上棟!!
大工さんには6人集まってもらいました。
朝からクレーン車も登場し、盛大に上棟が始まりました。
朝スタートした景色はこんな感じ。
柱を立ててから、クレーン車により梁を吊ってもらって組み上げていきます。
良いペースで建物が組みあがっていきます。
順調に工事は進んで、外周の耐力壁を8割方貼れるくらいまでできました。
夕方屋根の下地ができたタイミングで屋根屋さんに入ってもらって、ルーフィングを貼ってもらいます。
次の日はすこし天気が悪いような予報が出ています。
これで屋根からの雨は大丈夫です。
上棟も無事終わり、ルーフィングも貼れて少しほっこり。
屋根の上からの景色です。夕日が沈んでいきます。
感無量です。
上棟式は上棟日にはできなかったので、日を改めて執り行いました。
南大工にはお酒を、その後お塩をご主人さんに、お米は娘さんに役割分担をして建物の四方を鬼門から順に清めました。
今までもリビングは南側にあったんですが、日中は照明をつけないといけなかったので、せっかくの南側という環境をいかしきれていませんでしたが、今回のプランでは、吹抜を介してたくさんの光が入ってきます。
吹抜の開放感にとてもいいリアクションをしていただきました。
施主様と棟梁にも入ってもらって記念撮影。
これから寒くなっていきますが、コロナに気を付けつつ、安全第一で工事を進めていきます。
工事が進むという事は内側も外側も壁ができていくので、柱・梁が見えなくなります。
そうなる前に検査を受けます。
受ける検査は瑕疵担保保険の検査と、建築基準法による中間検査を受けました。
検査員さんは金物が取りついているかの確認にペンライトを当てて検査をしていました。
上棟式で祈祷した御幣は小屋裏スペースへ。
このような形で家族を見守ってくれます。
検査も無事合格し、断熱工事がスタートします。
KEIJIの断熱はセルロースファイバーが標準仕様です。
断熱効果+防音効果もあるので、これまでのお施主さんもみなさんが大満足してもらっている自慢の断熱材です。
これを自社の大工さんが施工してくれます。
隅々までキッチリそしてビッチリ吹き込んでくれているので安心です。
2023年が始まりました。今年も宜しくお願いします。
大工さんにフロアを貼ってもらっています。
1階は全て無垢フロアーを使います。
この無垢フロアーはKEIJIの小杉が岐阜県に行って、競りで買ってきた無垢フロアーです。
大工の目で見た確かなものを格安で買ってきました。
無垢フロアーは同じものはないので色んな表情が出ます。養生がめくれるのが楽しみです。
ユニットバスを組立ました。
脱衣室との間の壁ができる前に組立ます。脱衣室の床とユニットバスの床に段差ができないようにミリ単位の調整をしてもらいます。
納品された瓦をどんどん屋根に上げていきます。
アッという間に屋根の上は瓦だらけに。これから瓦を1枚1枚施工します。
だいたい2日間くらいで屋根は完成します。
足場が外れる前にアンテナ工事をします。
今回は早い段階でアンテナを立てる計画が決まったので、余裕で間に合いました。
趣味のラジオが楽しめるように前にお使いだったFMアンテナを預かっていましたので、それも一緒に設置します。
今まで吹抜部分を覆っていた仮足場が外れて気持ちいい吹抜が登場しました。
やっぱめっちゃ明るい。
KEIJIの大工さんによる造作家具です。
施工したばっかりなので、道具をつかって突っ張って固定しています。
ようやく仮足場が取れたのに、次はクロス工事をしてもらう為の内部足場を組みます。
足元は合板を敷いてガッツリ養生します。
仕事のしやすい足場をすることでしっかりと施工をします。
KEIJIではクロスの入隅部分はあえてカッターを入れて縁を切っています。
そうしないとクロスが動いたさいにそこでヨレてしまう可能性があるので、あえて切ってもらいます。
クロス屋さんからしたら少し手間ではありますが、そういった理由です。
クロスが貼れて、設備がついたら大工さんが建具を吊ったり、手摺を付けたり、床養生をめくったりして仕上げてます。
この後は美装をして工事汚れをすべてキレイにしてもらいます。
美装が終わってから、網戸と玄関扉を仕上げて完成です。
この玄関扉は仮設の扉が付いています。
本物が入るのが楽しみ!
3月に入り、京都にも春がやってきました。
暖かく気持ちのいい良き日にI様邸もお引き渡しです。
キッチンスペースのカップボードの上にはちょうどいい高さに飾り棚を作りました。
ここはご主人さんの趣味のコーヒーを楽しんでもらえるように色んな種類のコーヒー豆が並びます。
豆をミルで挽くと香ばしい香がLDKに広がり、優雅な空間となります。
いよいよお引き渡し。
工事用の鍵から本物の鍵に変わる瞬間です。
玄関にはベンチもあり、靴の脱ぎ履きもしやすく手摺もあってスムーズです。
おばあちゃんもとても喜んでいただきました。
お住まいになるのは、お父さんとおばあちゃんですが、娘さんもお忙しい中打ち合わせにご参加いただき、みんなで建てた感がとてもあります。
写真を撮らしてもらっている場所は元々リビングで、今回も同じ場所にリビングを計画しましたが、とても明るく、広く感じれる空間となっています。
最後に記念撮影をしました。
I様おめでとうございます。これからも宜しくお願いしますね。