北区O様邸の住まレポがスタートします。
O様宅は建て替えなのでまずは解体からです。
お隣の家と壁が共用となっている連棟の建物なので解体工事を慎重に行う必要があります。
約1ヶ月かけて、現場の状況を確認しながら行いました。
お隣のお宅に迷惑がかからないように養生をしっかりとしながら重機等で進めていきます。
重機で解体できない部分は手作業で慎重に解体を行います。
無事に解体が終わりました。
次は大工さんが下地を組み、外壁材を貼っていきます。
もう一息で新築工事の準備が整います。
本日はご家族のみなさまと地鎮祭を執り行いました。
地鎮祭ではこの地に住む地主神にご祈祷し、敷地の平安と工事の安全を祈ります。
神主さんにも来ていただきました。
敷地の鬼門から順番にお酒→お塩→お米→清めの砂でお清めをしていきます。
また、祭壇に向かって順番にご祈祷をしていきます。
地鎮祭の作法がありますので、それに従って厳かに進んでいきます。
鋤、鎌、鍬を使い、鎮め物を砂山に埋めます。
無事地鎮祭は終了し、これからどんどん工事を始めていきます。
いよいよO様邸の工事がスタートします。
まずは、基礎工事からです。
構造計算により決定した鉄筋の径、ピッチ通り鉄筋が組まれています。
コンクリート打設時に鉄筋が動かないように鉄線でしっかりと固定。
配筋後は、設計した通りに配筋されているか第三者による検査を受けて、
検査後はベースコンクリートの打設へと進みます。
型枠を設置し、コンクリートを流し込んでいきます。
型枠を外すと、基礎が現れました。
綺麗な仕上がりです。
基礎工事が終わると次は土台作業。
アンカーボルトの位置に合わせて大工さんが手際よく土台を加工していきます。
その後、順に土台座金でアンカーボルトを締めつけ、基礎と土台を固定していきます。
順調に作業が進んだので、上棟に先立って柱を建てていきました。
上棟が楽しみです。
梅雨真っ盛りの6月下旬、この日の天気予報は“くもりのち雨”。
雨が降らないうちに上棟できますように!!
O様の敷地は南北にある道路に挟まれています。
どちらも4mほどなのでクレーンが入らず、材料の搬入はユニックで行いました。
京都市内に多い狭小地なので、資材を置く場所がほとんどありません。
大工さん達が声を掛け合い、作業状況に応じて材料を掲げていきます。
天気とにらめっこしながら、雨が降らないうちにと、
お昼をとらずに大工さんたちが一気に上棟まで進めてくれました。
屋根にルーフィングを貼ることも出来、一安心です。
終わった後、雨が降ってきました。
皆さん、朝早くからお疲れ様でした!
上棟の日はO様の都合が合わなかったので、後日上棟式を執り行いました。
建物の四隅に、鬼門から順番に祈祷したお酒、お塩、お米を撒いていきます。
これからも一丸となって、完成を目指して頑張って行きましょう。
木工事に入り、金物の取付等が終わると、断熱の工程にはいります。
KEIJIの断熱材は「セルロースファイバー」。
高い断熱性能に加え防音・防虫・調湿といった効果もある高性能断熱材です。
まずはセレラップとうシートを張りセルロースファイバーを吹き込む準備を整えます。
その後セルロースファイバーの準備をします。
セルロースファイバーは新聞紙を砕いたものにホウ酸をまぶした断熱材で
搬入された際はカチカチに固まっているので粉砕機で砕き綿上にします。
無事施工終了です。
壁・屋根・床にまでぎっしりと施工しています。
セルロースファイバーは施工方法が特殊で専門業者に施工を依頼することが多いのですが、
KEIJIは自社の大工が施工できるので施工費を抑えることができるというメリットがあります。