
case67造作家具が家族会話のきっかけに
- 家族構成
- : ご夫婦+お子様2人
造作した家族共有本棚を通じて会話が増える、
旗竿地でも明るく住み心地のいい空間
1階~3階までの吹き抜け空間は鉄骨の階段だけでない仕掛け。
一番下はピアノを設置した音楽室。
3階にはホールと寝室の扉を開けて、造作の本棚を取付けた共有の読書スペースに。
階段と吹き抜けに+αの用途を詰め込みました。
「3階ホールに造作した家族共有本棚を通じて、子どもが本を読むように。会話も増えましたね」
と嬉しそうに話してくれたHさん。
周囲をマンションに囲まれた旗竿地という難しい立地条件でしたが、明るく住み心地のいい空間に。
北側は隣家と面していますが、そこを階段にしたり、高低差を生かした開放的な造りを目指しました。
リビングに勉強場所としてのカウンターや、
子ども部屋のベットなど、Hさんの暮らしに寄り添う造作家具をふんだんに活用。
セルロースファイバーを採用した住宅は、一歩家に入った時から冬は暖かく静かだとHさん。
断熱だけでなくセルロースファイバーの特徴である防音も音楽を愉しむ家庭としては重宝しているとか。
キッチンにいると1階や3階の気配もなんとなく感じられるそうで、
いい距離感をもちつつ、家族の仲の良さも深めている住宅になりました。